今日、7/7は五節句のひとつである「七夕」だ。
七夕は奈良時代から続く伝統行事らしい。牽牛と織女が年に一度の逢瀬を
はたすロマンティックで切ない物語は子供心に憧れたりもした。
うーむ、あの頃のときめきがなくなってしまったなぁ・・・
ガキの頃には笹の葉に願いごとを書いた短冊を飾り「あの子と仲良くなりたい」
とか「算数のテストで100点取れますように」なぁんてお祈りしましたっけ。
今だったら、「リストラされませんように」「宝くじが当たりますように」と
夢が現実的というか、小さくなってしまったもんだ。
七夕にそうめんを食べる習わしがあり、今でも日本各地にその風習が残っている
らしい。はっきりした理由は分かっていないようだが、牽牛と織女の七夕伝説から、
そうめんを天の川に見立てたという説、機織の糸に見立てたという説、あるいは
栄養価の高いそうめんを食べて夏バテ防止としたという説、小麦の収穫を神に報告
するためという説など、さまざまの説があるようだ(どれも本当っぽい)。
いずれにしても千年前から既に宮廷行事に欠かせない食べ物だったことは確か。
はすぴー的には、天の川に見立てたという説を推したいところだ。
No.(287)
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