お便りから抜粋

 

「ゲルマニュウム・ラジオ」のページをご覧になって、メールを頂戴いたしました。

どうもありがとうございました。感謝感激!

 

K・Mさんより

ゲルマニュウム・ラジオのページ観させて頂きました。

Yahooから ラジオ ロケット型で検索しました。

私は、子供の頃よく買って来て遊んでいたロッケト型ラジオを

今でも売ってないかと思い観てました。

よく何処にアンテナを付けたら良く聞こえるかやってました。

コンセントの片方に針金を差込 そこにワニ口クリップをはさんだところ

よく聞こえたのでアース(黒いコード)を後の片方に差込何台も

爆発させました。

ところであのロケット型ラジオのアンテナのような物は、アンテナではなく

コイルの中のコア(磁石みたいに見える)を動かす棒です。

コアを動かすことによってコイルのインピーダンスを変え

周波数を変えれたのです。

ダイヤルが付いた物も構造は、ほとんど同じで

コイルは、固定させておいてコンデンサーをバリコンにしただけのものです。

アンテナを針金でベランダに張ったのでは、ベランダの手すり部分は

アースされていることが多いのでそのせいだと思います。

それとラジオが頭の中から聞こえてくる話は、私も以前本で読んだ事があります。

歯の治療後とは書いてなかったけれど

何処かの国で送信所の近くに住んでいる人で医者に行って診てもらったところ

医者がその人の頭に耳を付けた所本当にラジオ放送が聞こえたとの事

頭蓋骨の形が偶然近くに送信所があるラジオ局の周波数に会ってしまった様です。

 

頭蓋骨の周波数??

と思うかもしれませんが丸い物には周波数があるのです。

たとえば眼鏡をディプメーターで計ると周波数が出てきます。

それはレンズの形によって変ってきます。

それでその人は、頭蓋骨を手術によって一部形を変えて

治ってと本には、書いてあったと記憶してます。

それと私の家もラジオ局の送信所の近くですが

インターホンに小さな音でラジオが聞こえる事は有ります。

(アースをすれば聞こえなくなる。)

まだホームページを全部観ていないのでこれから観させていただきます。

楽しそうなホームページですね。

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K・Mさんより第二弾

 こんにちは、以前ロケット型ラジオについて観させて頂きメールさせていただいた者です。

あの時 頭の中からラジオの音が聞こえるのは頭蓋骨の形 ラジオの周波数が関係して

聞こえたと 本で読んだとメールさせて頂きましたが やはりそれだけでは聞こえないと

気づきました。 検波回路がない!!(電波を音声信号に変換する部品←鉱石・シリコンetc)

そうすると はすぴーさんが聞いた歯の治療で使われた物に半導体が含まれていたとしたら・・・・

 

はすぴーさんは、先生から聞いて 私は本で見てなんとなく真実味が有るようですが

私は誰かが言い出した 嘘だと思います。

私の家の近くのに放送局の送信所が有りますが 極まれに電話やインターフォンか

らラジオの音が聞こえる事は、有りますが・・・・・

 

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くらら☆ミ さんから

はすぴー様が「ゲルマニウムラジオ」のページで不思議に思われてい

る口の中のゲルマラジオの話ですが、結論から言うと有り得ます

 

検証1 そんな話は有ったのか?

出典は忘れましたが、今から25年位前に教育雑誌で読んだ事がありま

す。また、20年位前にTV番組でラジオになった家について観たことが

あります。後者は、放送局の送信塔に近く、かつ、家を取り囲むよう

に走っている金属材が共振して(ある種のアンテナの状態です)構造材

を振動させているらしいとのことでした

 

検証2 色々な金属で、偶然に検波器は出来たりするものなのか?

ダイオードでなくとも、ましてやゲルマニウムやシリコンでなくても

検波器は作れます。いろいろな金属鉱石、変ったところではカミソリ

に浮いた錆び、ガラスに薄く金属を蒸着させたものでも検波器になり

ます。いわゆる鉱石検波器の類です。この点については筑摩書房から

「ぼくらの鉱石ラジオ」という極めて鋭い本が3年前に出ておりますの

で、お気が向かれましたらどうぞ

 

検証3 口の中のどこに同調回路(放送電波を局ごとに選り分ける回路。

コイルやコンデンサなど)があるというのか?

無くてもラジオは作れます。非同調型と言い、実も蓋も無く言えば選

局出来ないラジオです。受信している場所で電波が一番強い局が聞こ

えます(同じくらいの局があれば混ざります)。大昔に「ラジオの製作」

誌でも製作記事が載った事があり、少年時代に立ち読みして作ったこ

とがあります(ゴミ捨て場から拾ったダイオードをボールペンに仕込ん

で学校へ^っ^;) もちろん鳴りました

 

実も蓋も無い非同調型ゲルマニウムラジオのシンプルな回路

 

▽ アンテナ

|

+------------+

| |

_L --

△ 検波器 □○ クリスタルイヤホン

| --

| |

+------------+

 

検証4 人体ラジオのアンテナはどこにある

人体は、意外に性能の良い八方美人型のアンテナです。また、送信塔

の近くであればゲルマラジオでもアンテナは要りません。放送局の電

波と相性の良い方向にたまたま張られた電線や、長く張り巡らされた

屋内配線などは、非常に良い受信アンテナとなることがあり、かつ、

送信アンテナと化すことがあります(音叉の実験を思い出してください)

 

検証5 スピーカーはどこにある

人体には、電気が流れれば振動するものがいくらでもあります

 

はすぴー様の教わった技術家庭の先生は、通り一遍でない厚みの有る

授業をする素晴らしい方だったのだと思います。

 

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