お便りメール

2005/5/8

こんにちは
はすぴー倶楽部楽しく拝見させてもらっております。
関西在住、はすぴーさんと同い年の男性です。
2B弾に関連しての思い出ですが、
私達の頃には2B弾はすでに販売中止になっていました。
そう言う物があるのは知っていましたが、残念ながら自分は使ったことがありません。
その代り「クラッカー」と「爆竹」がありました。
「クラッカー」は外見は2B弾と同じようですが、着火にはマッチが必要で
威力もかなり弱かったと思います。
かんしゃく玉(こちらでは投げ玉と言っていました)もあったけど、これはあまり使いませんでした。
何故なら、投げた瞬間に爆発するので自分自身で怖かったのです。
「爆竹」は威力はありましたが、導火線が短いので着火と投擲には注意が必要です。
「爆竹」も導火線部分をマッチ箱の茶色い所に上手に擦りつけると着火できます。
当時は100円ライターがなくてマッチを使っていましたが、
小学生、中学生がマッチを持っている事自体が、ドキドキする事でした。
友達から教えてもらって「ろうマッチ」を作ったのもこの頃です。
市販されている「バーズアイマッチ」などと同じで、マッチ箱で擦らなくても、
ざらざらした平面ならどこでも火が点くというものです。(持ち運びにちょっと危険です)

中学生になると私は悪友と共に、学校の理科室の備品を使って黒色火薬を製造しました♪
あれは硝酸さえあると、あとは木炭の粉と硫黄を混ぜれば出来るので簡単なのです。
友人が持ってきたライフルの空薬莢(?)に火薬を詰めて密封し、後ろに開けた小さな穴から
手製の導火線で点火しました。
ロケットのように前進する(させる)はずでしたが、そうはいかずに当然その場で爆発しました。
耳がキーンと鳴る轟音で、天井の蛍光灯が一本割れて落ちて来ました(笑)
理科室の中は煙と火薬のにおいが充満しました。
私達は机の陰に隠れていたので無事でした。
この事件は結局学校には知られず、お咎めはありませんでした。
蛍光灯は小遣いを出し合って買いました。
今考えると、火薬を空薬莢に詰め込む時によく摩擦で火薬が爆発しなかった事だと思います。

余談ですが、理科室でマッチがない時に火を作るには、
アルコールランプの芯の上に、少量の砂糖を置き、そこに一滴硫酸を垂らすと、
見事点火します。

昭和30年代、40年代の話題にはほとんどついて行けると思います。
まあ、関東と関西の違いはあるでしょうが。
またなにか思いつく事があれば、お便りいたします。

はちまき


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